XTIAという香港のメーカーが製作しているオープンフレーム型のPCケースです。もはや「ケース」ではないのですが、パーツをそのまま眺めたい! というニーズには最適かと思います。また、単純な空冷で作る場合、ケースファンなしでほぼ最大効率の冷却性が得られるので、音を遮るものがないという点を差し引いても、大抵のエンクロージャー型のケースに比べて、静音なPCが作れます。中負荷くらいまでは、CPUファンやGPUより、ケースファンのノイズのが大きいことが多いので。構造としてはサンドイッチ型なので、マザボとGPUはライザーケーブルで接続します。それに使える、Linkup製の180 mm PCIe 4.0対応ケーブルをお付けします。長さはちょうどぴったりで、組み込み時にけっこう苦労しますが、この長さで足りることは、メーカーにも確認済みですし、実際、設置・動作は問題なく可能でした(参考まで接続時の写真もつけておきます。5・6枚目。一緒に写っている各パーツは付属しません)。色は白です。私はそこまで作り込みませんでしたが、Xtiaのショップでは本ケース専用の電源ケーブルをオーダーできるので、それで電源ケーブルを白に揃えたりすると、モノトーンの渋い機体に仕上がる気がします。この度、水冷も視野に入れたケースに乗り換えたく、手放すことにしましたが、オープンフレームタイプの中でも指折りのデザイン性と思いますので、パーツ自体のビジュアルが好きな方はぜひご検討ください。(ちなみに、本ケースも、オプションのブラケットを使えばAIOも搭載可能ですが、前述のように空冷の効率が最大化されているので、機能面であまり意味がない気がします)。こちら、公式での新品価格は4.0ライザーセットで23,500円、これに送料が乗って28,000円程度になるかと思います。状態としては、組み付けに伴うスレがごく一部にありますが、基本的にネジや支柱が組まれる部分についていますので、組み立て後に難となる部分は特にないように思います。ブラケットやネジなどの付属品はすべて揃っており、オリジナルのパッケージに納めてお送りします。おまけでついていたマウスパッドは未開封です。本機の足は金属そのものなので、木製の天板などに置くと傷がつく可能性があり、その場合の敷物にちょうどいいかもしれません。
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