十数年前、ベルギー国ブリュッセル市内の骨董市で購入しました。聖母子像を探していましたが、良いものに巡り会えず、偶然に、この絵に出会いました。キリスト教では、『蝶』は『復活』や『幸せの予兆』の意味があるそうです。古いもののようですが、銅版画と思います。赤児は無邪気に蝶を追っていますが、若い女(母親)は大事に最愛の我が子を抱きかかえながら、その視線は中空を見つめ、物思いに沈んでいます。母になった女の美しく豊かな肢体と、沐浴というシーンが、何故か廃退的で劇的な印象を与えます。大切に飾って頂ける方に購入して頂きたいと思っています。額のサイズ: 縦60cm X 横48cm
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