数あるコレクションの中からHASHIMOTO GUT GUITARの状態のよいものを出品します。こちらの楽器は、マルハ楽器製作所というメーカーのもので、マルハギターとして知られているかもしれません。比較的安価なのに、ギターの鳴りと造りがお値段以上ということで、コアなファンが多いギターです。また、中古市場で多く見かける楽器ですが、コスパが良かったせいか、現存する楽器は扱いが悪いものが多く、かなり傷んでいたりが多いです。ですが、かなり造りが頑丈なのか、粗末に扱われても、割れや、塗装の剥がれや変色などはほとんど無いという不思議なギターで、磨けば、ほぼ買った当初の状態に復活できると言っても言い過ぎではないほど、造りがしっかりしています。出品のギターの色はこのモデルでは珍しいブラウンです。型番はNo235(69年モデル)です。当方、234、235、236の各モデルや270番台など、いくつかのモデルを所有していますが、この230番台が一番バランスがいい楽器と評価してます。ちなみに番号によって、楽器としてのグレードの差は感じないです。どういう基準でつけられているのかは不明です。傷は多少ありますが、大きく酷いものはなく比較的綺麗です。(おそらく前オーナーさんが塗装し直していると思われる)ネックの反りも見られません。弦高も弾きやすく調整しています。鳴りは、杉の楽器によくある、枯れた渋い音がします。ポンっと軽いタッチで反応良く鳴り、良く響きますので、弾いていて、気持ちいい感じです。材料はそこまでいいものを使っているわけではないと思われますが、材料の質以上の鳴りが非常に良いです。放置して粗末な扱いをされた楽器ではなく、ずっと大事に弾いてきた楽器なので、この年代のギターとしては、かなり状態も良い楽器です。最近の新しく5万円クラスのギターを買うのであれば、鳴りや響きを比較しても、こちらのギターの方がおそらく満足度は高いと思われます。ただし、あくまで中古品につき、ご理解の上、ノークレーム、ノーリターンで対応いただける方にお譲りいたします。お願いします。
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